映画「のみとり侍」公式サイト<

芸術選奨文部科学大臣賞(「砦なき者」2004年)、紫綬褒章(2007年)、旭日小綬章(2013年)と
ドラマ界で数々の賞を受賞した名匠・鶴橋康夫。
その腕は、映画界でも遺憾なく発揮され、2016年に大ヒットを記録した『後妻業の女』では人間の持つ業を時には刹那的に、時には喜劇的に表現し、銀幕の世界でもその活躍の幅を広げています。
映像の魔術師の異名を持つ鶴橋監督が約40年間、映画化を熱望し続けたのが『のみとり侍』です。

原作は、綿密な時代考証を基にユーモアを交え当時の社会を表現する、歴史小説の第一人者・小松重男の傑作短編集「蚤とり侍」。
その内の人気エピソードを基に鶴橋自身が物語を再構築し、監督・脚本を一手に担います。

作中では、江戸時代に実在した 猫の“蚤とり”稼業を中心に描かれる本作。
オモテの顔は文字通り、町を練り歩き、呼ばれた客が飼う猫の“蚤”を取って回る稼業。
しかし、本作で描かれる“のみとり”稼業とは、女性に愛をご奉仕する 添寝業 うらかぎょう
『後妻業の女』では、後妻となり保険金詐欺を画策する女性を中心に人間の抱える闇をポップに描き出した鶴橋監督が、本作では、江戸を舞台に<床>で活躍する侍を通じ、現代にも通じる義理や人情を“鶴橋節”満載で描き出します。

主演を務めるのは、ドラマ「天国と地獄」(2007年)以来10年振りに鶴橋作品に出演する阿部寛。
(映画鶴橋組には初参加。)「新参者」シリーズ(2010年~)、「下町ロケット」(2015年)、『海よりもまだ深く』(2016年)など幅広い演技で支持されている阿部寛が、『のみとり侍』では、“のみとり”になってしまう越後長岡エリート藩士・小林寛之進に体当たりで挑みます。また共演陣には新旧鶴橋組オールスターキャストが集結!
寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、松重豊、桂文枝といった個性的な豪華出演陣が、鶴橋監督の為に“一肌脱いで”集結しました。
滑稽ながらもその姿は、ただただ愛おしい。
“いとをかし”な人間たちが繰り広げる前代未聞の!?“床の間”の戦いの火蓋が切られる!?